2012年6月4日月曜日

パッカー車(ごみ収集車)

ごみ収集車(ごみしゅうしゅうしゃ)とは、主に『ごみ』、『塵芥』を集積し運搬する自動車のことである。

日本で最も普及している機械式ごみ収集車で、厨芥などの収集ごみを自動的に荷箱に押し込み圧縮する装置を備えている。 別名は清掃車・パッカー車・破砕車・塵芥車・集塵車・ごみぐるま、である。

家庭ごみの収集には、回転板で押込む方式の2トン車が使われるが、実積載量は、ごみ質による差はあるものの1~1.4トンと見られる。プレス機構により減容しながら箱型の容器に積み込むので、ごみの飛散を防ぎ、積載効率を向上することができる。プレス機構は強力であり、普通の家具などは難なく押しつぶすパワーを持っている。過去において、操作員が詰まったゴミを排除しようとして誤って巻き込まれる事故が発生している。

清掃車のにおいの原因は生ゴミからの水分であり、垂れ流さないよう車体の下部には汚水タンクが取り付けられている。

収集車は不燃ごみや粗大ごみの収集にも使われるが、石油ファンヒーターやガスボンベ、スプレー缶などがプレス板に押し潰され爆発し箱型容器から出火する例が絶えない。

ごみの積み込みは人力で行うが、都市部では収集コンテナを置き、コンテナを収集車後部にあるリフトに接続して反転し、テールゲート内へ投入することもある。荷下ろしの方法はダンプ式または押出式(荷箱内の押出板が後方へスライド)である。

一部の車両は助手席からの乗降を容易にするため、助手席側のドアがスライドドアに改造されている。また、日本の一部の地方自治体やアジア諸国などでは、周りの人々に気付いてもらいやすいように、電子音のメロディを鳴らしながらごみを回収する収集車もある。

アメリカではアーム付ごみ収集車もある、garbage truckやtrash truckと呼ばれている。一般に日本のものより大型車を採用している。

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